弘前が弘前学院聖愛を破り、4年ぶりの県大会出場を決めた。今井楽(がく=2年)が3回に3ランを放ち、1年生左腕岩谷敬裕が7安打3失点の粘投をみせた。

 進学校弘前が私立の強豪聖愛をついに倒した。主将で4番、捕手の大黒柱今井が高校通算15号の逆転3ランを放ち、チームを勢いづけた。同点にされたが、8回に菊池陽(2年)の二塁打などで2点を挙げた。勝利の瞬間、岩谷が雄たけびを上げガッツポーズ。ナインが喜びの輪をつくった。

 今井は1年夏から4番の主砲。マークはきつく、3ラン以外の3打席は敬遠あるいは敬遠ぎみの四球で歩かされた。3回2死二、三塁で1球の好球を逃さなかった。「(打球が)上がりすぎかなと思ったけど、ちゃんと振った分伸びてくれた」と笑顔。「県大会ではチャンスに打点を挙げる打撃をしたい」と張り切る。

 聖愛には一昨年夏の決勝で3-4で惜敗。地区の試合でもことごとく敗れ、県大会への道を閉ざされていた。五十嵐喜代敬監督(41)は「選手たちが集中力で道を切り開いた。チームの目標は6連勝。地区予選で2連勝したのであとは県大会で4連勝です」と県王座を目指す。【北村宏平】