今夏の甲子園で45年ぶりに優勝した東海大相模(神奈川)の小笠原慎之介投手(3年)と吉田凌投手(同)が7日、プロ志望届を提出し、神奈川・相模原市の同校で記者会見を行った。

 最速151キロ左腕の小笠原は左肘の滑膜炎も順調に回復。「トレーナーさんと話してからキャッチボールを始めていこうと思います。小学校の時から目標のプロ野球選手とかはいませんが、子どもたちに夢を与えられるようなピッチャーになりたいです」とドラフト1位候補は夢を描いた。

 また、縦に鋭く落ちるスライダーを武器に、昨夏の神奈川大会決勝で20三振を奪った吉田は将来的に小笠原との対決を希望。「3年間一緒に同じチームでやってきたので、次はできれば投げ合いたいです」と言った。