東京6大学の早大に今春入学する新入生が30日、東京・東伏見の同大グラウンドで練習に合流した。

 昨夏甲子園4強の早実(西東京)で4番を打っていた加藤雅樹捕手(3年)は、大学の練習の厳しさを痛感。「体は大きくなったんですが、練習では全然動けずに体がつりました」と苦笑いした。

 スーパールーキーの清宮幸太郎内野手(1年)とのエピソードも披露し、「早実の練習に参加させてもらった時、清宮に『いつから(早大)なんすか?』とか聞かれました。自分のことを友達だと思っているのかもしれません(笑い)」と“清宮節健在”を語った。憧れは、巨人2位で早実-早大の先輩にあたる重信慎之介外野手(22)。「すごく刺激を受けました。タイプは違いますが、自分も味を出せるように頑張りたいです」と言った。

 また、29日に2年連続センバツ出場が決定した木更津総合(千葉)檜村篤史内野手(3年)も練習に合流。「後輩たちも頑張っている。自分も早く神宮で試合に出られるよう頑張りたいです」と引き締めた。