明石商(兵庫)が強豪龍谷大平安(京都)にバント攻撃を封じられた。
初戦の日南学園(宮崎)戦で2度のスクイズを決めるなど、甲子園でも威力を発揮してきた得意の攻めが沈黙。1点リードの7回には1死から6番吉高が三塁打。続く7番大田の打席ではカウント2-2からスクイズを仕掛けた。しかし、外角に外されたボールを空振り。吉高がタッチアウトになり、チャンスがついえた。
同点の8回には無死一、二塁のチャンスで龍谷大平安がバントシフトを敷いてきた。投球時に遊撃手が三塁ベースへ猛ダッシュし、三塁手はバントを警戒して打者にプレッシャーをかけた。三遊間をがら空きにしてまで仕掛けられたシフトに、1番大西は3バント失敗。最大の得点機で無得点に終わった。狭間善徳監督(51)は「それでも決めないといけない。捨て身のシフトだったと思う。平安さんが初出場のチーム相手にああいうことをやってきた。そこは光栄に思う」。失敗を悔やみつつも、ここまでの成果に評価を下した。

