阪神が新外国人選手としてマット・ハグ内野手(30=ブルージェイズ)の獲得に乗り出していることが29日、分かった。

 191センチ、102キロの恵まれた体から広角に強い打球を飛ばす。15年はブルージェイズで10試合に出場し、打率2割5分、0本塁打。メジャーでの実績は乏しいが、3Aでは136試合で打率3割3分8厘、11本塁打、92打点と安定感を誇る。

 守備位置は一塁を68試合、三塁を62試合守っており、三塁を守れる右の強打者という補強ポイントに合致した。3Aでは川崎ともチームメートだった。虎を6年間支えた安打製造機マートンの退団が確実で、金本阪神の主軸として白羽の矢が立った。