ソフトバンク松坂大輔投手(35)が28日、西戸崎合宿所で自主トレを行い、取材に応じた。

 工藤監督も駆けつけ見守る中、約25分キャッチボール。最大40メートルを投げ、バッテリー間の距離では昨年とは見違えるほど力強い球を投げた。

 「医学的にも100%の状態。キャンプへ痛みも不安もない。まずは開幕ローテーション争いに入っていきたい。福岡のマウンドで元気な姿を見せたい」と笑顔で話した。

 昨年、9年ぶりに日本球界に復帰した松坂は右肩を痛め、8月に内視鏡による右肩関節唇および腱板(けんばん)クリーニング術、ベネット骨棘(こっきょく)切除術、後方関節包解離術を行った。その後は米国でリハビリを行っていた。米国ではブルペンに2度入るなど、順調に回復している。手術後を考え、宮崎春季キャンプはB組スタートとなることが濃厚だ。