広島新井貴浩監督(49)が坂倉将吾捕手(27)の三塁起用の可能性を示唆した。11試合連続で「4番・一塁」でのスタメン出場を続けるが、三塁での起用の可能性に「もちろん。守ったこともあるし、普通に守れる。モンテロのバッティングの状態も良くなっている」とはっきり口にした。

開幕からスタメンマスクを被ってきたが、4月21日ヤクルト戦から一塁でのスタメンが続いている。一塁での先発によって打撃面に好影響が出ている。捕手で最後にスタメン出場した4月18日DeNA戦までの打率1割9分6厘から、一塁での出場時の打率は3割8分6厘と跳ね上がる。打撃の調子を取り戻し、シーズン打率も2割8分9厘まで上げてきた。

坂倉にポジションを奪われた形のモンテロも、決して打撃状態が悪いわけではない。限られた出場機会でチーム最多タイの4本塁打。一発長打はチームに欠ける武器のひとつだ。

そこで坂倉が22年に119試合守った経験のある三塁での起用プランが急浮上。相手先発が左腕投手の試合などでは一塁モンテロ、三塁坂倉の布陣となる可能性もある。坂倉は「どこでも言われたところでやるのがプロ。そうなったら迷惑をかけないよう準備するだけ」と4年ぶりとなる三塁に意欲を示した。