オリックスの今秋ドラフト1位候補に、東都2部の最速153キロ右腕が浮上した。立正大の黒木優太投手(4年=橘学苑)を上位候補として評価していることが9日、分かった。超目玉、創価大・田中正義投手(4年)が現時点で1位指名の本命とみられるが、黒木にも熱視線を送っている。

 黒木は高校時代に投手転向し、甲子園出場はない。178センチ、75キロと標準的な体格ながら、同大1年秋からエースを務める。

 オリックスでは先発、救援ともに適性を認めているようだ。今年は大学生投手に好素材がそろっており、白鴎大の中塚駿太投手(4年=つくば秀英)も上位候補にリストアップしている。