右肩手術からの復帰を目指すソフトバンク松坂が、ウエスタン・リーグ広島戦(マツダスタジアム)で大炎上し、次回登板が白紙になった。4日の同リーグ・オリックス戦以来、中9日での先発。1回2/3を投げ、9失点(自責7)。7安打3四球と最後まで制球が定まらず、予定されていた80~90球を待たず、65球で降板した。

 初回、先頭野間に日本復帰後、公式戦初被弾となる左越えソロを許すなど4安打2失点。2回も1死二、三塁から二失で2点を失うと、四球、中前適時打、四球と続き、土生に右越え満塁弾を献上。続く岩本は空振り三振に仕留めたが、ここでベンチからタオルが投げられた。松坂は右手の指を気にするそぶりを見せながら降板すると、報道陣が待っていた通常の出口を使わず、試合中に帰宅した。

 倉野投手総合巡回コーチは「ボールが指にかからず、抜けて抑えがきかないと言っていた」と、松坂の胸の内を代弁。「(降板は)マメではないが、良くなる気配がなかった。途中からバランスを崩して、リリースもバラバラ。どうしたら自分の球が投げられるか、試行錯誤しているのが悪い方向に出た」と明かした。

 当初は21日だった次回登板予定も白紙に。まずはこの日の原因を検証し、今後の方向性を決めることになりそうだ。【福岡吉央】