西武栗山巧外野手(33)が保有する海外フリーエージェント(FA)権を行使した上で残留することが30日、分かった。この日までに球団側に意向を伝えており、来季は単年契約で臨むとみられる。

 15年目の今季は133試合に出場し、チームトップの出塁率3割9分をマーク。浅村、秋山に次ぐ打率2割7分9厘を残した。6月には節目の通算1500安打を達成。初の球宴出場も果たした。関係者によると、ここまで球団と重ねた話し合いの中で、今後もチームに必要不可欠な戦力と考えられていることを実感。その気持ちに応える意味で、宣言残留を選択したという。