ロッテが元楽天のケーシー・マギー内野手(34=タイガース)の獲得調査を進めていることが11日、分かった。

 来季の外国人野手については、デスパイネとの残留交渉を最優先としているが、同時並行で新外国人の調査も行っている。球団幹部は「うちは固定できていないポジションが多い。マギーが三塁で固まれば大きい」と構想を口にした。

 マギーは13年に28本塁打を放ち、AJことジョーンズとのコンビで活躍。楽天を初のリーグ優勝、日本一に導いた。家族の事情もあり1年で帰国したが、米球界関係者によると、再び日本でプレーする希望を持っているという。今季はメジャー出場は30試合にとどまるも、3Aでは116試合で打率3割1分7厘を残した。既に阪神も獲得候補に挙げていることが判明している。なお、ロッテは、阪神ゴメス、マリナーズ李大浩も補強候補にリストアップしている。