昨季までロッテでプレーした伊藤義弘氏(34)が27日、日体大の大学院に合格した。

 昨秋の現役引退後、第2の人生として教職を目指すことを決意。大学入学の準備を進めていく中で、「どうせなら大学院に進んだ方が良い」というアドバイスを多くもらったという。そこで一念発起。日体大の大学院の過去問をやり込み、教授の書いた著書も読み込んで試験に臨んだ。「プレゼンでは緊張して、途中から何を話してるのか分からなくなりました」と苦笑いで話したが、見事、筆記試験と面接を突破。合格した。

 4月からは、日体大大学院でコーチング学を学びながら教職免許と修士号の取得を目指す。「たくさんの方にお世話になりました。大学院でいろんな可能性が広がればと思います」と抱負を語った。