阪神が23日、球団OBの真弓明信氏(55=日刊スポーツ評論家)に来季監督の就任を正式に要請した。真弓氏は受諾する意思を伝えて、クライマックスシリーズ終了後に正式に就任を発表することになった。この日午前、大阪市内のホテルで阪神坂井信也オーナー(60=電鉄本社社長)と南信男球団社長(53)が真弓氏と会談した。約1時間30分の話し合いを終えた真弓氏は「話があって、内諾したということ。すっきりしたというか、これでしゃべりやすくなった」と話した。阪神は岡田監督がクライマックスシリーズ敗退後に辞任。後任監督の候補を真弓氏に一本化していた。