ロッテがドラフト3位で指名した沖縄・八重山商工高の大嶺翔太内野手(18=180センチ、78キロ、右投げ右打ち)が22日、千葉マリンスタジアムで入団会見を行った。同内野手は昨年12月上旬に飲酒で補導されたため、球団はこの日まで正式契約を結んでいなかった。登録名は「翔太」で、背番号は50に決まった。

 翔太は「社会にはルールがある。責任感のなさで迷惑を掛けた。野球で恩返ししたい」と神妙な表情だった。契約金は仮契約で結んでいた金額と変わらず4000万円だが、年俸は50万円減の550万円となった。瀬戸山隆三球団社長は「仮契約の時とは顔つきも、中身も変わっている」と話した。

 兄祐太と正式にチームメートとなった翔太は「1日でも早くお兄ちゃんとプレーしたい」と抱負を語った。(金額は推定)

 [2010年1月22日19時21分]ソーシャルブックマーク