<西武2-1ロッテ>◇20日◇西武ドーム

 ロッテの左腕エース成瀬喜久投手(24)が2発に泣いた。6回2死まで無安打無得点と西武涌井を上回る快投を演じた。だが1点リードの7回、中島とブラウンに甘く入った直球を本塁打され、わずか3安打ながら2失点完投負け。「1本目はしょうがないけど、2本目は警戒しなさすぎた。ありえない」と声を震わせた。これでチームは6年連続開幕白星から見放された。西村監督は「成瀬は7回だけ高めに行ってしまった。それ以外は完ぺき。今シーズンは期待が持てるということでしょう」と前向きに話した。

 [2010年3月20日21時10分]ソーシャルブックマーク