<日本ハム3-1横浜>◇22日◇札幌ドーム

 日本ハム武田勝投手(31)が今季最長の8回を投げ切り、1失点の好投で3勝目を挙げた。1回に1点を失ったが、2回以降はコースを丹念に突く持ち味十分の投球で、横浜打線を手玉にとった。「不利なカウントになっても粘れた。向かっていく投球を心がけた」と充実感に浸った。

 前夜にエースのダルビッシュ有投手(23)の好投が報われなかっただけに、その嫌なムードを一夜で一掃。梨田昌孝監督(56)も「危なげないように見えたね」と手放しでたたえていた。

 [2010年5月22日22時25分]ソーシャルブックマーク