<西武1-1広島>◇10日◇西武ドーム

 4連敗中の西武は下手投げのルーキー牧田和久投手(26)の好投も報われず、12回引き分けとなった。9回にスクイズで失点したが、その裏に中島が起死回生の同点弾。牧田は10回まで4安打1失点で「自分の仕事はできました」と納得の表情。打線は10回1死満塁、12回1死一、二塁のチャンスを生かせず、渡辺久信監督(45)は「決めるところで決められないと、こういうゲームになる」と苦い表情だった。