<中日2-3横浜>◇5日◇ナゴヤドーム

 横浜清水直行投手(35)が、粘りの投球で2勝目を挙げた。初回2死満塁を含め、得点圏に走者を背負いながらも、4回まで無失点。5、6回に1点ずつを失ったが、内外角を丁寧につき、7回を2失点にまとめた。

 「カードの初戦なので気合が入っていました。余計な点を与えてしまいましたが、相手に先制されずよかった。相手が吉見なので、先制されたら向こうのペースになると思っていた。出来ればもう1イニング投げなければいけなかったですね」と充実の表情で振り返った。

 尾花監督も「ボール先行もあったけど、丁寧に投げていました。あと1イニングと言わず、完投を意識してくれれば」と、力投をたたえた。