<楽天1-9オリックス>◇7日◇Kスタ宮城

 オリックスが97年以来、14年ぶりの9連勝を飾った。

 打線が2回に5安打2四死球、犠飛で5点を先制し、3戦連続2ケタ安打の9点で圧倒した。投げては先発中山慎也投手(29)が8回1死まで無安打無得点。前進守備の左中間を牧田明久外野手(29)に破られ、球団では95年以来16年ぶりの快挙こそ逃したが、9回2安打1失点で今季初完投勝利で6勝目を挙げた。

 「8回、先頭を打ち取って欲が出たんですかね」と苦笑いの中山に対し、岡田彰布監督(53)は「惜しかったけどな。打つ方が久しぶりに早い回で大量点取ってな。完封さしたれと、外野も前、守ってたんやけどな」と白星にもちょっぴり残念そうだった。

 3位攻防戦に連勝し、4位楽天に2ゲーム差をつけた。