<中日6-4広島>◇4日◇ナゴヤドーム

 広島が中盤のチャンスを生かせず、接戦に敗れた。同点で迎えた4回以降の3イニングはいずれも先頭打者が四球で出塁するなど、好機を築きやすい展開だったが、すべて次打者が走者を二塁に送れなかった。結局、4回に東出の右前適時打で1点を奪うのが精いっぱい。野村謙二郎監督(45)は「中日とやるときは後ろ(救援陣)が充実している。早めに(多く)勝ち越して、終盤に行かないと」と嘆いた。これで引き分け2戦を挟んで5連敗になった。