阪神は13日、商標権と選手の肖像権を侵害されたとして、球団の公認応援団を名乗る団体に刑事告訴を辞さない内容の警告書を送付したと発表した。

 団体は引退した金本知憲氏(44)、新井貴浩内野手(35)ら阪神の5選手が参加するという架空のパーティーの入場券を販売し、宣伝に球団ロゴマークや選手の写真を無断で使用していた。12日には球団が兵庫県警に通報し、団体はパーティーの中止と入場券の払い戻しを発表した。阪神の四藤慶一郎球団専務は「すぐに刑事告訴というわけではない。状況を見ながら」と話した。