阪神から移籍したDeNA鄭凱文投手(24)が好投をみせた。20日、韓国LGとの練習試合に先発し、2回を2安打無失点。育成選手ながら、スリークオーターからの球威ある直球と変化球を低めに集め、安定感のある投球を披露した。

 支配下登録を目指す台湾出身の右腕は、「今日は悪くなかったと思う」と手応えを口にしながらも、「変化球の精度をもっと高めていけない」と反省も忘れず。中畑監督は「ゴロを打たせる技術がある。自分自身の投球をよく知っているな」と評価していた。