阪神は20日、高知・安芸で1日から行ってきた秋季キャンプを打ち上げた。若手中心に選ばれた30人を3週間にわたって鍛え上げてきたが、1人の故障者もなく終えた。

 新任の掛布DCやオマリー打撃コーチ補佐、高代内野守備走塁コーチの精力的な指導も目立った。

 最後は上本博紀内野手(27)が「おかげさまで収穫の多い、実りの多いキャンプになりました。来年はこの中から1人でも多く1軍の戦力として活躍して、和田監督を胴上げして帰ってきたいと思います」と手締めのあいさつをした。