公益財団法人・野球殿堂博物館は17日、平成26年野球殿堂入り記者発表を行い、競技者表彰プレーヤー部門で、佐々木主浩氏(45=元横浜、マリナーズ)ら3氏が選ばれた。

 佐々木氏は穏やかな表情で喜びを語りながら、現役時代を振り返った。

 -抑えとしての活躍が評価された

 佐々木氏

 僕自身は与えられた仕事をやっていただけ。抑えの投手の励みにはなるのかな。そういう意味では大きいと思う。

 -フォークボールの印象が強い

 佐々木氏

 どれだけ落ちるか分からないので、開き直って投げなければいけない球。(メジャーでは)別の球にチャレンジしたが、違う球を打たれるとショックが大きいので、自信がある球で。

 -重圧の大きな抑えで長年活躍した

 佐々木氏

 打たれた後はつらいけど、次の試合でどう気持ちを立て直すか。僕はお酒ばかり飲んでいました。

 -最も印象に残っているのは

 佐々木氏

 98年に優勝できたのが一番うれしかった。自分の調子は全然良くなかった。防御率は0点台。優勝が懸かると、自然と成績がよくなるというのがよく分かった。