中日小田幸平捕手(37)が来季の戦力構想から外れていることが30日、分かった。今季は開幕1軍から外れ、ここまで17試合出場にとどまっていた。ポスト谷繁育成が急務のチーム状況にあって、プロ17年目が1軍でマスクをかぶる機会は激減。それでも「まだ体力的にも問題ない。まだ、やれると思っている」と練習を続けてきた。

 明るいキャラクターでファンから愛され、お立ち台では「やりましたー !! 」と絶叫するのが決めぜりふで、関連グッズもできた。小田は現役続行を強く希望しており、他球団からのオファーを待つことになりそうだ。

 また、巨漢体形から「ブーちゃん」の愛称で親しまれた5年目中田亮二内野手(26)や直倫と兄弟でプレーした11年目堂上剛裕外野手(29)ら10選手近くが来季の構想外になっていることが判明。今日1日にも本人に通告される。