日本ハム斎藤佑樹投手(26)が、アピール全開で5年目をスタートした。

 沖縄・名護キャンプ初日の1日、投手陣の中で一番乗りでブルペン入り。捕手を座らせて、直球を中心に力強く約60球を投げ込んだ。

 12年のシーズン終盤に右肩関節唇を損傷。地道なリハビリを経て、復活ロードを歩み今季は勝負をかける1年。「肩を壊してから、思うような投球ができなかったけれど、それ(故障前)に近づいてきた」と手応えは十分なよう。栗山英樹監督(53)も賛辞のオンパレード。「こっちが使わざるを得ない状況。結果を見せてくれたのは、うれしかった」。指揮官も目尻を下げる好パフォーマンスだった。