<東京6大学野球:早大6-1東大>◇第1週初日◇8日◇神宮球場◇1回戦2試合

 春秋連覇を狙う早大が6-1で東大を下し、先勝した。先発の有原航平投手(2年=広陵)が7回を無四球で2安打無失点と好投。開幕投手に抜てきした岡村猛監督(57)は「一番調子がいいのが有原で、夏のコンディションもよく、託した。いい出来だった。制球も伸びもあった」と満足そうな表情を浮かべた。

 打線は4回、中村奨吾内野手(2年=天理)が走者一掃の適時三塁打を放つなど一挙5得点。中村は「外野が前に出てきていたのでフライを打とうと思っていた。明日もいい形でつなぎたい」と話した。