北海道でデッカイ一発だ!
広島は2日、仙台から札幌に移動。3日からの日本ハム2連戦(札幌D)に向けて調整した。交流戦に入ってチームは好調だが、札幌での試合に気合十分なのが嶋重宣外野手(31)だ。札幌生まれの埼玉育ち。嶋は交流戦に入ってから打撃が上向き。しかも4日の試合ではダルビッシュの登板が予想される。ダル撃ちで故郷に錦を飾る。
相手にとって不足はない。日本ハムの先発は3日が昨年交流戦MVPのグリン。そして4日が沢村賞右腕のダルビッシュが予想される。この日、ナインは札幌ドームで打撃練習などを行った。「自分の生まれたところだしね」。嶋の顔が自然にほころぶ。
昨年は右肩痛で5月9日に登録抹消。1軍に再昇格したのは6月8日。札幌での日本ハム2連戦が終わった2日後だった。惜しくも故郷への遠征には間に合わなかった形だ。それだけに「親類とかみんな見にくるんだよ。いいプレーがしたいね」と話す顔は本当にうれしそうだった。
嶋の成績は交流戦に入ってから上がってきた。現在打率2割6分3厘だが、交流戦だけの成績を見ると19打数6安打で3割1分6厘、1本塁打。昨年の交流戦でも打率は3割1分6厘。本塁打は4本も放った。ダルビッシュとの対決が楽しみだ。
ダルビッシュと言えば、プロ初勝利を挙げたのが05年6月の広島戦(札幌D)。その試合で、嶋は2安打している。「センター前を打ったのは覚えている。当時からすごかったよ。もちろん対戦したいね」と目を輝かせた。思い出の地で、ダルビッシュを打ち砕けば、これ以上ない凱旋(がいせん)となるはずだ。【網孝広】




