09年初陣は日本一軍団に勝ちに行く!

 広島マーティー・ブラウン監督(46)が日南春季キャンプ第2クール初日の19日、今季初の対外試合での「必勝指令」を出した。20日に練習試合・西武戦(南郷、午後1時開始)を実施。昨季は日本一に輝いた西武を相手に交流戦で3勝1敗と勝ち越している。王者を倒して新球場元年のスタートに弾みをつけたいところだ。“開幕投手”には3年目の青木高広投手(27)を指名した。

 格好のチームが初陣の相手になる。昨秋の日本シリーズで巨人との死闘を制した西武と真剣勝負。優勝を目指すブラウンカープが今季初の対外試合で白星を狙う。この日は雨が降りしきり、キャンプイン後初めて練習メニューを変更した。普段よりも早く切り上げたが、闘志は高まる一方だ。

 ブラウン監督

 対外試合だし、そういう(盛り上がる)気持ちになるかもしれない。試合をするときは負ける目的でやるわけじゃない。相手との勝負になる。打者も投手も、そういう気持ちで戦ってほしいね。

 プレーの内容だけではなく、結果にもこだわる。若手中心のラインアップで勝利を追求する。西武勢は5選手がWBC日本代表候補に選ばれており不在だが、昨季46本塁打をマークして本塁打王に輝いた中村が先発4番で登場するなど、戦う相手として不足はない。昨年の交流戦で3勝1敗と勝ち越した相手に挑み、好発進したいところだ。

 日南キャンプでは強豪チームと実戦を重ねる。20日に西武と戦ったあとは、24日にセ・リーグ覇者の巨人とサンマリンスタジアムで練習試合を行う。いずれも主力を温存し、若手中心のメンバー構成になりそうだが、現時点での力量を推し量る意味でも発奮材料になるのは間違いない。

 ブラウン監督

 今のチームが試合で何をすべきなのか。紅白戦でも相手と戦っているからね。集中力を高めてやっている。シーズンに向けて、明日の試合も同じ気持ちでやってほしい。

 今春キャンプでは2度、紅白戦を行った。1次キャンプ地の沖縄から日南に移動しても、主力組に大きな故障はなく、順調に調整を重ねている。指揮官も「投打とも(就任)4年で一番いい状態に仕上げてきた」と手応えをつかむ。開幕ダッシュを果たすためにも、プレシーズンからキバを研ぐ。【酒井俊作】

 [2009年2月20日10時55分

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