<オープン戦:楽天1-9ロッテ>◇2月28日◇長崎
ロッテが「井口効果」で快勝した。5年ぶり日本球界に復帰した井口資仁内野手(34)が、楽天とのオープン戦初戦に「4番二塁」で先発出場。初回1死一、三塁から142キロ内角直球をうまくさばいて三遊間を破る先制適時打。さらに3回には1死二、三塁から、スライダーに体勢を崩されながらも中前へ運ぶ2点適時打で勝利へと導いた。
「1打席目は厳しいところをつかれたけどしっかりついていけた。2打席目もつなぐ意識でうまく打てたと思う」と振り返った。得意の右打ちだけではない。追い込まれてからのしぶとい2安打で価値ある3打点をたたき出した。
試合前、楽天野村監督にあいさつした際、「お帰りなさいませ。お手柔らかにね」と声を掛けられた。メジャー在籍中は野村監督の本を読んで勉強したこともあったという。「先の先まで読む野球はすごい。会えてうれしかったです」と初々しく話した。あこがれの指揮官の前で成長した姿を見せた。
井口が打線の核に座ったことで「新マリンガン打線」にもつながりが出てきた。3回無死一、二塁から3番西岡が二ゴロの進塁打でチーム打撃に徹した。「剛も打ちたかったと思うが、ああいう形でつないでくれたのが大きい」と評価した。大味だったロッテ打線が着実に変化しつつある。【鳥谷越直子】
[2009年3月1日9時5分
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