中日トニ・ブランコ外野手(28=ロッキーズ2A)が「超・豪邸建設プラン」を明かした。24日、交流戦で本塁打、打点の2冠に輝いたブランコが「日本生命賞」を受賞したことが発表された。ナゴヤドームで会見に臨んだB砲は、賞金100万円をドミニカの自宅改装に充てると明言した。

 「賞金?

 サントドミンゴに送って、家の修理に使いたい。僕の家はすごく大きいんだ。一生懸命頑張った結果だから、うれしいよ」。ブランコは中日と契約した昨年末、ドミニカの首都サントドミンゴに3階建の新居を建設した。1階はビリヤード場、バーになっており、シャワールームが4つもある文字通りの豪邸だが、さらに今回の賞金で内装を豪華にするという。

 昨年末は来日までの日程があわただしかったため、15日間しか新居に住めなかった。ただ、現在リーグ本塁打王のブランコはこのまま活躍すれば、打撃タイトル料、年俸アップも間違いなし。住居にこだわるブランコがそれを改装費に充てれば、オフに帰国した際には豪邸がさらにグレードアップしているわけだ。「セ・リーグは知っている投手が多いし、データ、アイデアもある。ファンが喜ぶ本塁打を見せたい」。超・豪邸建設へ、ブランコはリーグ再開後も打ちまくるつもりだ。【鈴木忠平】

 [2009年6月25日10時55分

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