2年連続最下位の横浜が今オフの大補強を敢行する。横浜市の球団事務所で役員会が開かれ、若林オーナーは補強について「もちろんそこ(投手)からやらないと」と説明。リーグワーストとなった4点台の防御率を最大の敗因とし、外国人、FA、トレードと先発ローテーションを構築できる投手補強に急ぐ。

 先発で計算できるのは三浦、ランドルフの2人しかいないのが現状だ。潜在能力の高い寺原も、右ひじ痛でシーズンを2軍で終えた。今月末のドラフト会議でも横浜・筒香(つつごう)嘉智内野手(3年)の1位指名が内定しているが、それ以降は投手中心の指名になる見込みだ。

 [2009年10月14日7時46分

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