広島野村謙二郎監督(43)が、11日に予定されている西武との練習試合(南郷)で、今秋季キャンプでたたき込んだ“野村イズム”の総チェックを行う。
ベテラン前田智、石井、東出以外の選手を帯同。日本球団相手での野村監督初采配(さいはい)となる。日南キャンプ休日の9日、指揮官は「勝てるに越したことはないが、今まで練習してきたことがどれだけできるか。もちろんミスも出ると思うので、そのときにどれだけ切り替えられるか。特に走塁面、カバーリングなどをチェックしたい」と話した。先発は4年目左腕斉藤が務める。
監督に就任後、選手に徹底してきたのは実戦を想定した練習。今キャンプでも、常に走塁面など実戦を意識しながら、ハードなトレーニングを課してきた。幸い、厳しい練習にもかかわらず、大きなけが人は出ていない。「実を言うとちょこちょこ故障者は出ているが、少々のケガでは休まずやるという意識を選手が持ってくれている。それにトレーナーも夜遅くまで頑張ってくれているからね」と、選手の変化に目を細める。
試合での采配については「作戦面ではこれまで細かいことはしていないので、サインは複雑なものにはならないと思う。でも個々の走塁面には(サインの有無にかかわらず)期待しています」と話し、キャンプの総決算としての成果がどうか、注目している。【高垣誠】
[2009年11月10日10時48分
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