阪神高橋遥人投手(30)がプロ野球61年ぶりの快挙とハーラートップタイの5勝目を逃した。1点リードをリリーフ陣が踏ん張れず、白星がするりと逃げたが、6回を投げ3安打1失点。毎回の今季最多11奪三振も記録した。

「先制点を取られてから粘れました。早めに逆転をしてもらったので、リズム良く投げられた」

尻上がりに調子を上げた。1回に33イニングぶりの失点で4戦連続完封勝利が早々に消えるも「頭に入ってなかった」と65年以来の偉業達成への意識はなかった。2回以降は低めにボールを集め、5回まで打者12人を完全投球。6回1死から中前打を許すも、後続を連続三振。2戦連続の2桁奪三振もマークし、初回の立ち上がりを除けば、ヤクルト打線をきりきり舞いに。雨降る敵地神宮で先発の役目を果たし、藤川監督も「素晴らしい投球でしたね。難しい天気でしたけど、いいピッチングでしたね」と最敬礼だった。

今季は6試合に先発し、ここまで4勝はすべて9回シャットアウト劇だった。試合前時点での直近3戦はいずれも9回を完封勝ち。4試合ぶりの自責点がつき、防御率0・21から0・38も12球団唯一の0点台前半をキープ。まだ1試合で複数失点はない。3・4月度の月間MVPにも選ばれたサウスポーの背中があまりにも頼もしい。

【プロ野球スコア速報】はこちら>>