横浜球団の買収を検討している住生活グループは13日、尾花監督続投など来季の球団人事について「白紙」であることをあらためて強調した。この日、同社の木寺康広報室長が「そういう段階にきてないということです」と話した。12日には、潮田(うしおだ)洋一郎会長(56)が、横浜の若林貴世志オーナー(68)が来季も現体制の継続を希望していることについて言及。「なるべくならば、さわらないでいただきたいと考えています」「まったくの白紙」などと否定していた。

 現在は、TBSホールディングスとの資産査定などを交渉している段階で、10月中の合意を目指している。木寺広報室長は「順番通りにやっていきたいということ」と、潮田会長の発言の意図を説明した。

 同社は、積極的な企業買収で規模を拡大してきた。だが、合意前に交渉が明るみに出るのは、これまでのケースと異なるという。13日の住生活グループの株価の終値は、前日終値(12日)から45円安の1446円。木寺広報室長は「今回の買収で、売り上げや収益などへの貢献がどれくらいになるのか、出せる段階になっていない。(合意前に交渉が明るみに出て)投資家の方が、若干の不安を感じているのではないでしょうか」と説明した。

 [2010年10月14日9時26分

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