阪神才木浩人投手(27)が母の日に“大人の投球”を演じた。7回無失点で4勝目を挙げ、お立ち台の上で大歓声に応えた。
ポイントは初回。先頭三森に初球を右前打され、次打者の初球に二盗を許した。2球で無死二塁。チームは2連敗中で、後手を踏みそうな流れだったが冷静だった。「すごく直球のタイミングで振ってきている印象があった。梅野さんと話しながら、行くとこは行くし、揺さぶるとこは揺さぶるという感じで。うまくリードしてくれました」。2死後には好調の宮崎と無理に勝負せず、山本を渾身の155キロで見逃し三振。「初回をゼロでいけたのが大きかった」。全球種の精度がよく、高低を意識した配球で10三振を奪った。
24年の母の日は同じDeNAを1-0完封。今度も粘り勝った。5回には自らのスクイズで決勝点。また最高の1日にしてみせた。神戸に住む母久子さんは甲子園で観戦。親子でよく似た明るい性格で、ファンからも認知されている“常連客”だ。「毎回来ていますけどね(笑い)。まあ、こういう日にちゃんと勝てるのは大きいかな」。ピンクのスパイクをはいての大活躍。27歳が照れ笑いした。
▼阪神がDeNAに3-0で完封勝ち。現12球団となった05年以降、母の日の阪神は15勝5敗で、勝率7割5分は12球団トップ。これで21年から6連勝となり、24年DeNA戦の1-0、25年中日戦の1-0に続き、3年連続で完封勝利を記録。



