<日本シリーズ:ロッテ7-1中日>◇第3戦◇2日◇千葉マリン
落合竜がまたしても天敵の前に沈んだ。わずか5安打1点での完敗。これで千葉マリンでの対渡辺俊は5連敗だ。ただ、試合後、落合博満監督(56)は「1点取ったら1-0で勝つ野球。2点取ったら2-1で勝つ野球をしないといけない。そうやって勝ってきたチーム。まあ、だれが(先発で)来たって野球にならないわけじゃない。3つ負けられるんだ。あと1つ負けられるだろ」。穏やかな表情だった。
打線は下手投げから繰り出される100キロを割るカーブと速球の緩急にタイミングが合わず、凡打を重ねた。それでも指揮官は、先制の1点を守りきれなかったことを敗因とした。スライダーが決まらず、高めに浮いた直球を打たれた4回途中5失点の山井は「ビッグイニングを作らせてはいけなかったのに…。大事な試合で自分の悪いところが出てしまった。悔いが残ります」。試合前のアップ時には両手に手袋をはめ、指の保温に努めるなど、最善を尽くしたが、8回まで無安打無失点投球を演じた07年日本シリーズのような快投はならず、悔しそうな表情でスコアボードを見つめた。
だが、戦いはこれから。4打数無安打に抑えられた和田は「甘い球はあったけど打てませんでした。完敗です。丁寧に緩急をつけていた。ただ、明日はまた投手が変わりますから」と、完敗を認めた上で、きょう第4戦へ気持ちを切り替えた。指揮官も、選手もショックを引きずるほどやわではない。
[2010年11月3日8時58分
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