仙台市出身の佐々木主浩氏(43)は29日、加奈子夫人とともに東日本大震災後、初めて地元を訪れ「現実離れした町並みに、すごいびっくりした」とショックを隠せなかった。それでも、宮城県気仙沼市で炊き出しを行う、元大嶽親方の鎌苅忠茂氏(43)を黙々と手伝い、避難者のサインや写真撮影の求めにも気軽に応じて励ました。「みんなすごい笑顔で(ちゃんこを)持って行ってくれた。その笑顔が見たくて来たから、良かった。できる限り回りたい」と、今後も被災地を訪れるという。