<ヤクルト2-0中日>◇21日◇神宮
神宮のヤクルトは中日に強い。昨季は8勝2敗とセ・リーグ王者に大きく勝ち越し(年間は15勝8敗1分け)、今季は初対戦から早速3連勝を決めた。立役者は5安打完封の館山昌平投手(30)。前日の由規に続く2試合連続完封は、チームにとっては96年のブロス、田畑以来15年ぶりになる。
前回の横浜戦でスレッジに2ランを浴びたチェンジアップを封印した。「1つの球種に頼っているわけではない」。状態が良かったフォークをカウント球にも勝負球にも使う。さらに直球、シュート、スライダー、カットボールを高いレベルで投げ分けた。
館山自身、中日戦は昨季3勝1敗と相性はいい。なぜ中日に強いのか。宮本は「お互い似たチームではあるとは思う。投手が良くて、打線は大きいのを打つのではなく、少ないチャンスをものにしていく」と分析。昨季は2点差以内の勝利が8勝中4試合。この日のように、接戦を制してきた結果だった。開幕から3連敗したチームは、これで4連勝と息を吹き返した。【前田祐輔】



