ケン・グリフィー・ジュニア氏(42)が15日、巨人打線に金言を残した。マリナーズの英雄は、ジャイアンツ球場で「シアトル・マリナーズ×読売ジャイアンツ
ベースボール・クリニック」に参加。マ軍ウエッジ監督とともに少年少女を指導した。野球教室終了後、巨人の攻撃力アップにひと言求められたスラッガーは、持ち前のサービス精神で持論を展開していった。
(1)本塁打を狙うな
「ハンク・アーロンは755本ホームランを打ったが、3771本もヒットを打っている。本塁打よりヒットの方が、圧倒的に勝利に貢献する」。子どもたちにも「強く、低い打球を打て」とライナーの手本を示した。
(2)冷静であれ
「自分が置かれている状況を常に理解していれば、おのずと行動は決まる。狙い球も決まる。一番打てる球を選んで、はじき返せばいい」と状況判断の重要性を説いた。
(3)自分が決めると思うな
「後ろに回すことも大事。いいバッターを信頼し、四球で歩くことが最善のこともある」とフォア・ザ・チームの徹底を求めた。
東北の子どもに野球を楽しんでもらおうと、日米球界が手を組み実現したこの教室。福島のチームも指導を受けた。「本質はプロも同じ」とグリフィー氏。3月には、巨人とマ軍のプレマッチがある。教えを実践する好機だ。【宮下敬至】



