1日、日本ハムは試合がなかったものの、2位西武が敗れて、優勝マジックは「1」となった。栗山英樹監督(51)と縁の深い北海道・栗山町では、優勝した場合、軽トラックによる栗山監督の単独パレードを計画している。優勝ムードは盛り上がるばかりだ。
栗山監督の“第2の故郷”で、ユニークなVパレードが計画されている。具体案は優勝決定後にも結成される実行委員会で詰めていくが、北海道・栗山町の駅前商店街を中心に軽トラックを走らせるという。「北海道日本ハムファイターズを応援する栗山の会」の高杉文浩会長(48)は「よく“雪時々紙吹雪”と言っていた。その言葉を実現させたい。町を挙げて何とか成功させたい」という。空から降る雪だけでなく、紙吹雪を浴びて町を走る。北海道ならではの優勝パレードになりそうだ。
軽トラックの使用は、栗山監督が就任当初に同町を表敬訪問した際に口にしていたという。同会の山本忠史理事(42)は「リップサービスかも知れないけれど、優勝した時は長靴にジャージー姿でと言っていたんです。泥臭くなると思うけど」と話した。
栗山監督と栗山町の関係は深い。98年の観光大使就任を機に親交を深め、02年には私財を投じて天然芝の野球場(両翼70メートル)と練習場を兼ね備えた「栗の樹ファーム」を完成させた。思い入れの深い町でパレードができれば、栗山監督の感激もひとしおだろう。町の人口は1万3182人(9月1日現在)だが、関係者は「1万人規模のパレードにしたい」と声をそろえている。
◆栗山町
1890年(明23)5月、62戸278人で角田村を設置。1949年(昭24)の町制施行で栗山町と改称された。町名はアイヌ語のヤムニウシで「ヤムニ=栗の木、ウシ=多いところ」が由来。人口1万3182人、面積203・84平方キロ。町の木はクリ、花はユリ。主な観光施設に栗の樹ファーム、坂本九思い出記念館、小林酒造(北の錦)など。椿原紀昭町長。




