日米で投手として活躍した佐々木主浩氏(46=日刊スポーツ評論家)と野茂英雄氏(45)、元西武で現ソフトバンク監督の秋山幸二氏(52)の野球殿堂入りの表彰式が18日、オールスターゲーム第1戦の試合前に西武ドームで行われた。セレモニーの最後は、3人でレッドカーペットが敷かれたビクトリーロードを上り、満員の客席から大きな拍手と歓声を浴びた。

 佐々木氏は「同期入団の野茂君はいい目標でありいいライバルだった。彼の後を追う形でアメリカでもプレーしたし、僕の野球人生はいつも野茂君の後を追いかけていたように思う。一緒に表彰してもらえてうれしい」と笑顔を見せた。野茂氏は「(40代での殿堂入りは)まだ若いと思っていたので最初は驚いたが、とても光栄に思う。(ファンの声援は)本当にありがたかった」と話した。