侍ジャパンで日米野球第4戦に先発した阪神藤浪晋太郎投手(20)が、年内ノースロー宣言をした。今日18日の第5戦に向けて札幌入りしたものの、今後の登板はない予定。日米野球終了後は本格的な投球を年内は行わず、疲れを癒やしていく。

 1年間ローテーションを守り、163回を投げ抜いた。「本来なら肩を休められる時期なので。もともとキャンプでもそんなに投げる予定は無かったです」。1年間の奮闘が報われ、MLBの強打者に対するマウンドを与えられた。前日16日の先発では4回4失点。「単純に力不足です」と刺激をもらった。優先するのは肩を休めること。「12月いっぱいはトレーニング中心になると思います」。状況次第で軽いキャッチボールは行うが、ブルペン投球などは封印する。

 1年目の10勝から1勝を上積みした2年目シーズン。さらに1歩、15年の進化を目指し、じっくりパワーを蓄える。