さあ来季だよ、全員集合!

 阪神の1軍首脳陣が18日、来季に向けて“決起集会”を開いた。21Uワールド杯の日本代表監督を務めていた新任の平田勝男ヘッドコーチ(55)がこの日、高知・芸西村の宿舎に到着。15年の1軍コーチ陣がそろう。夜は食事会を催し、意思疎通を図った。

 来季組閣が6日に完了後、オマリー打撃コーチ補佐を除く1軍首脳陣が一堂に会するのは初。和田監督の参謀役を務める平田コーチは台湾で世界戦を指揮したため不在だった。その間に状況は激変。新井の退団、鳥谷の海外FA権行使…。夕方に高知入りすると「現状を聞くよ」と話した。

 和田監督にとっても、心強い存在だろう。この日、二塁で守備練習した陽川について「ファームで全ポジション、やっている。陽川の実力を、今日、平田ヘッドが入ってくるし、1年間、見ている。そういう話し合いもしながら」と説明。今季まで2年間、2軍監督を務め、若手の適性を把握する平田コーチと、来季の戦力構想を話し合う考えを明かしていた。

 V奪回に向けて戦力整備は急務だ。投手の主力は高齢化し、内野も層が厚いといえない。21Uワールド杯で活躍したドラフト1位横山に関する報告など仕事は山積み。平田コーチは「2軍と1軍は、また違う。選手も大人だし、プライドも違う。バランスをとりながらやりたい」。厳しい指導が定評だった2軍監督時代から一転「仏の顔」へ。同志とテーブルを囲み、トラの将来を語り合った。