恩師の金言はエゴのススメだ!

 阪神上本博紀内野手(28)が26日、母校広陵高で行われた「野球部有志の会」の少年野球教室に参加した。恩師の中井哲之監督(52)は「彼は人のことに気を配りすぎる一面がある。『もっと自分を出せ!』と伝えた」とエールを送った。

 上本は集まった約220人の少年を前に、自然と指導に熱がこもった。ティー打撃で空振りを繰り返す少年にも「10回打とうと思って、3本ヒットが出たらすごいんだよ。失敗を気にすることはない」と優しく指導。そんな教え子の姿に中井監督も「高校の時から何も変わってないよ」とうなずいた。今季はキャリアハイの131試合に出場。さらなる成長を遂げるため、中井監督から示されたカギが、上本色の強調だった。

 3時間半以上の指導を終え、上本は「子どもたちに喜んでもらえて、僕自身もうれしかった」。2015年はずぶとく、たくましく、1年を駆け抜ける。