ヤクルトが終盤の粘りで阪神相手に連敗を阻止し、首位に返り咲いた。
試合をひっくり返す力となったのはドラフト6位・石井巧内野手(24)だった。1-2で迎えた8回無死二塁。フルカウントから阪神桐敷の内角球をうまくさばき、右中間へ。プロ初安打は敗色濃厚のチームを救う、同点適時二塁打となった。
勢いづいた打線はさらに桐敷を攻めて1死満塁。代わったモレッタから代打古賀が死球をもらい勝ち越し。さらに増田の中犠飛でダメを押した。9回はキハダが締め、阪神戦の連敗を3で止めた。
3試合連続完封中だった阪神先発高橋を攻め、増田の中前タイムリーで先制。難攻不落の相手に33イニングぶりの失点をつけた。しかし、リーグトップの今季5勝をマークしていた先発山野太一投手(27)が3回2死から突如リズムを崩す。佐藤、大山に連続二塁打を浴びて同点にされると、中野にも左前に打たれて3連打。山野はその回以外はほぼ危なげない投球で6回105球と粘投しただけに、「魔の3回」となってしまった。昨年の5勝を上回る自己最多の6勝目は次戦にお預けとなった。



