全日本大学野球連盟にプロ野球志望届を提出している道都大・佐藤峻一投手(4年=北見柏陽)が26日、ヤクルトから調査票の提出を依頼された。25日の巨人に続いて2球団目。同大の山本文博監督(56)によると、広島を除く11球団が興味を示しているという。

 佐藤は現在、11月明治神宮野球大会の北海道地区代表を決める東農大北海道との決定戦(10月6日から、網走呼人)に備えて調整中。「まだ大学野球があるので、そちらに集中したい」と話すが、10月25日のドラフト会議で指名されれば「どこでも行きます」と12球団OKの姿勢を表明している。

 最速149キロ右腕は昨年の全日本大学野球選手権8強進出に貢献。その後も全日本大学合宿に参加するなどトップレベルの中で力をつけてきた。リーグ戦に集結した各球団スカウトからは高い評価を得ている。チームメートで同じくプロ志望届を出した大塁進遊撃手(4年=駒大苫小牧)も有力候補に挙げられており、動向が注目される。