ヤクルト青木宣親外野手(29)が「古田超え」でチーム日本人選手の史上最高年俸を手にした。24日、都内の球団事務所で契約更改を行い、5000万円増の推定3億3000万円プラス出来高でサインした。球団では04、05年の古田敦也氏(45)の3億円を超え「今までの選手の中で一番高い評価。うれしい」と笑顔を見せた。8年目での3億円超えは、古田氏の15年目を大きく上回るスピード記録になった。

 昨季は自己最高の3割5分8厘をマークし、2度目の200安打となる209安打を放った。もともとメジャー志向は強く、06年の契約更改では将来的なポスティング移籍の希望を伝えたが、今回話は出さなかった。「夢は持ち続けたいし、ありますが、チームを引っ張っていく気持ち」と説明。鈴木球団社長は「スタンスは変わらない」と、あらためてポスティング移籍は認めない球団方針を示した。

 最大の目標に掲げる日本一へ、球団側から意見を求められた青木は、トレーナーの増員を要望。ケガ人が多いチーム事情を考えて、体をケアする環境づくりを進言した。早速、球団側も検討に入り、キャンプには栄養士を同行させる方針。2年連続の首位打者&200安打に向けて「めちゃくちゃ打ちたい」と、気持ちを新たにした。【前田祐輔】