元世界2階級王者の長谷川穂積(34=真正)が28日、神戸市内のジムで6回のマスボクシング(寸止め)を行った。12月11日の再起第2戦(神戸市立中央体育館)となるフェザー級ノンタイトル10回戦に向け、体を動かした。長谷川は「まずはディフェンスを見せたい。昔はディフェンスで見せているボクサーだった。避けることがうまかった時の僕を見せたい。その方が家族も安心でしょ」と話した。

 山下会長は、再起2戦目の内容を今後の指針とする考えだ。対戦相手は世界ランカーで調整中。「まだまだ世界を狙えるんちゃうか、というところまで仕上げていきたい」と話した。試合内容がよければ来年中の世界挑戦を目標とし、海外での戦いも辞さない構えだ。

 試合のチケットは、11月4日に販売を開始する。詳しくは真正ジムの公式ホームページで。