八重樫陣営はあらためて警戒感を強めた。IBF世界ライトフライ級王者八重樫東(33=大橋)が5日、都内で行われた予備検診に臨んだ。

 身長160・8センチ、リーチ165センチで、挑戦者テクアペトラに劣るも1・7センチと3センチ差。八重樫は「体格はそう違わない。予想通り」と話した。脈拍は八重樫の49に対して38に、大橋会長は「マラソン選手並み。高地で練習してきただけに、スタミナもありそう」。公開練習での予測を数字で再確認した。八重樫は「いつも通り順調にきているが、どの道厳しい戦いになる」と、3階級王者で初防衛へ気の緩みはなかった。